河村建夫氏の長男 比例北関東で次点落選 山口3区公認争いの末に

2021衆院選

太田原奈都乃
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 衆院山口3区で自民党から公認されず政界を引退した河村建夫官房長官(78)の長男建一氏(45)が、比例北関東ブロック(定数19)で落選した。自民の比例北関東の名簿順位は単独32位だったが、次点に終わった。

 結果が確定した1日午前4時ごろ、建一氏は山口県宇部市の事務所で取材に応じ、「残念ながらこのような結果になったが、政治家として新たな一歩を踏み出せた。改めて国政をめざして再出発したい」と語った。

 自民は比例北関東で7議席を得たが、重複立候補した党公認候補が小選挙区で相次ぎ落選し、建一氏は議席に届かなかった。

 山口3区公認を河村氏と争い、初当選した林芳正元文部科学相(60)に対し、建一氏は「山口県から次の総理をめざしていただきたい」と語った。

 一夜明けた1日には宇部市と地元の同県萩市で支援者向けの報告会を開き、今後も国政をめざす決意を語った。

 自民執行部は山口3区での保守分裂回避のため、河村氏に立候補見送りを促すと同時に、建一氏の比例中国での処遇案を伝えたが、党山口県連が反発。建一氏は比例北関東での立候補で決着していた。(太田原奈都乃)

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