「トップからトップに言えないのか」 トヨタ幹部、日鉄提訴に不満

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近藤郷平
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 日本製鉄が特許を侵害されたとして中国・宝山鋼鉄とともにトヨタ自動車を提訴したことについて、トヨタの長田准執行役員(広報担当)は1日、記者団に「潔白を証明するために最善の手を尽くす」と述べ、全面的に争う構えを示した。ただ、どのような手法や根拠で反論するかは、裁判のなかで主張するとして具体的に明かさなかった。

 日鉄側は、宝山の特許侵害の有無について「科学的な調査」をすべきだとして、トヨタ側による立証を促している。これに対してトヨタの長田氏は「(宝山製の鋼板の)使用責任があることは理解している」としたうえで、「係争の中で話すことなのでコメントは控える」と述べ、科学的な調査に乗り出すかどうかの言及を避けた。日鉄側への反論の中身を慎重に練っているとみられ、対立が長引く可能性もある。

 日鉄はハイブリッド車(HV…

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