自民党は第49回衆院選で「絶対安定多数」を確保したが、大阪府内の小選挙区では獲得議席ゼロの大敗を喫した。自公政権のコロナ対策などへの不満や怒りが「維新旋風」につながったほか、大阪自民が組織や人材、政策の面で攻め手を欠いたことも響いたようだ。
自民と日本維新の会は府内で、公明党候補がいる4選挙区を除く15選挙区に候補者を立てた。
結果は維新の全勝。自民が府内の小選挙区で全敗するのは1996年に小選挙区制が導入されて以降初めてで、比例復活当選も2人だけ。47都道府県のうち小選挙区で獲得議席がゼロだったのは、大阪府と佐賀県だった。
大阪2区で維新新顔に敗れた…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら