10月31日に投開票された衆院選では、小選挙区で落選する与野党の大物が相次いだ。10回以上負けなしの強者が敗れる例もあった。
1051人の立候補者のうち、最多当選回数の候補として挑んだのは岩手3区の立憲前職、小沢一郎氏(79)で17回。中選挙区時代も含めて、1969年から当選を続けた。旧民主党では代表などとして選挙を指揮。名実ともに、2009年の政権交代の立役者となった。
3回連続で破ってきた38歳の自民前職と今回も対決。約9300票差をつけられて初黒星を喫した。一夜明け、事務所のツイッターに「かつてない大変厳しい選挙となった」とコメントを投稿した。
当選14回で選挙に臨んだ立…