韓国大統領選に第3の男 ウイルス対策ソフト開発…「ブレる」批判も

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ソウル=神谷毅
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 来年3月の韓国大統領選の構図に大きな変化が起きた。過去2回、大統領選に挑戦して一定の人気を持つ中道野党「国民の党」の安哲秀(アンチョルス)代表(59)が1日、立候補を表明したためだ。キャスティングボートを握る可能性が高く、選挙戦は混沌(こんとん)としてきた。

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韓国大統領選への出馬を表明した中道野党「国民の党」の安哲秀代表=2021年11月1日、ソウル、写真共同取材団(東亜日報提供)

 医学博士の安氏はコンピューターウイルス対策ソフトを開発し、無料で配布して有名になった。若者や無党派層から大きな支持を受け、2012年の大統領選に無所属で立候補を表明。当時の最大野党・民主統合党(現在の与党「共に民主党」)の文在寅(ムンジェイン)氏との候補一本化の末、辞退した。その後、国会議員に当選して「国民の党」を創設し、17年の大統領選に立候補。今回は3度目の挑戦だ。

 ただ、12年の辞退をはじめ、今年4月のソウル市長選に立候補しようとした過程で最大野党「国民の力」との合併の約束をご破算にするなど「ブレる政治家」との批判もつきまとう。

 来年3月の大統領選をめぐる構図は与党候補が李在明(イジェミョン)・京畿道知事(56)に決まった。5日に予備選を行う「国民の力」は、尹錫悦(ユンソクヨル)前検事総長(60)が候補者になるとの見方が強い。

 ただ、李氏は城南市長時代の…

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