前会長解任騒動 揺れる山口FG社長「ワンマン生む企業風土変える」

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聞き手 女屋泰之、編集委員・堀篭俊材
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 山口フィナンシャルグループ(FG)の椋梨敬介社長は1日、朝日新聞のインタビューに応じ、吉村猛・前会長兼最高経営責任者(CEO)の解任騒動について「ワンマン経営者を生み出しやすい風土があった。真摯(しんし)に受け止め改善したい」と語った。

 ――アイフルとの新銀行構想を中止した理由は。

 「地元である山口県広島県などが抱える社会課題を解決することで、地域価値を向上させるのが我々のミッション。新銀行構想は地方創生に貢献していくべき当社のビジネスモデルには合わないと判断した」

写真・図版
山口フィナンシャルグループの椋梨敬介社長

収益環境厳しいが、正しい方向に変わらなくては

 ――消費者ローンに乗り出す新銀行構想が浮上したのは、低金利下で地銀の収益環境が厳しいからではないのか。

 「地銀はどれだけ効率的に稼いだかを示すROE(自己資本利益率)なども低く、株式市場からの評価は厳しいという認識を持っている。ただ、社会のインフラとして地元企業の資金繰りを支える重要な使命を背負っているので、正しい方向に変わっていかないといけない」

 ――社長として吉村前会長の暴走には気づかなかったのか。

 「私を指名したのは吉村氏な…

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