冬でもアツい 越冬のオシドリが飛来 鳥取・日野川
金居達朗
鳥取県日野町を流れる日野川で、オシドリの飛来が始まっている。現在は約300羽。観察のために設けられている小屋からは、仲むつまじくエサをついばむ姿が見られる。
越冬するオシドリは10月に北海道などから西日本に向けて飛来。観察小屋を管理する「日野町オシドリグループ」によると、寒さが厳しくなる1~2月のピーク時には約千羽が集まるという。
同町産業振興課によると、現在の観察小屋は今シーズンの越冬が終わる3月以降に取り壊しが決まっている。来シーズン以降は、川沿いにある県立日野高校のグラウンドに、クラウドファンディングで募った資金で新たに観察小屋を設けるという。(金居達朗)