「寝ろ」→「立て」→「辞めるな」 枝野氏動向、今回もSNSで話題

ニュースデータウォッチ2021衆院選

篠健一郎、斉藤太郎
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 立憲民主党枝野幸男代表の2日の辞任表明は、政界ばかりでなく、SNSの世界でも波紋を広げた。ツイッターでは「#枝野辞めるな」が国内のトレンドで1位に。辞任を惜しむ書き込みが相次ぐ一方、「仕方がない」との投稿も目立った。

 枝野氏が党執行役員会で辞任表明したのは午後1時過ぎ。衆院選での敗北を受け、「ひとえに私の力不足。新しい代表のもと、来年の参院選、次の政権選択選挙に向かっていかなければならない」と述べた。

 ニュースで辞任表明が速報されると、ツイッター上で枝野氏に関する言葉が次々とトレンド入りし始めた。中でも「#枝野辞めるな」は午後6時を過ぎてもトップのままで、このハッシュタグがついた投稿はリツイートを含めて1万4千件を超えた。

 ツイートの内容をみると、「枝野氏以外に野党をまとめきれる人いない」「キャリアがある枝野幸男さんが必要だ」といった投稿が目立つ一方、「参院選で与党が勝てなくなるから、そのまま居座って」といったツイートも。野党共闘を進めたい人、与党支持者とみられる人の双方が、それぞれの思惑から枝野氏の続投を求める声を投稿する状態となり、「カオスだ」との書き込みもあった。

 「枝野」という言葉を含むツイートで使われたハッシュタグをSNS分析ツール「ブランドウォッチ」で調べると、「#枝野辞めるな」が圧倒的に多く、「#枝野さんお疲れ様でした」「#野党共闘を育てよう」のほか、「#立憲にうんざり」と批判的なハッシュタグもみられた。

 枝野氏の動向がSNS上で反響を呼んだのは今回が初めてではない。東日本大震災が発生した2011年、菅直人内閣の官房長官として不眠不休で記者会見に臨んだ際には、「枝野寝ろ」と応援する言葉が広がった。17年の衆院選では旧希望の党の「排除」への反発から、SNS上で「枝野立て」とのメッセージが拡散。立憲民主党の結党へと踏み出した。

 今回の辞任劇では、過去の人気ワードを再現した「#枝野もう一度立て」や「#枝野寝ろ」も投稿された。篠健一郎、斉藤太郎)

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