「土間」つきマンションに脚光、アウトドアブームやコロナ禍で

有料会員記事

井東礁
[PR]

 「土間」のあるマンションが注目を集めている。伝統的な日本家屋にある土足で入れるスペースだが、アウトドアブームを背景に、キャンプ用品や高級自転車などを置ける場所として人気に。コロナ禍を受けた衛生意識の高まりも追い風となっている。

 大和ハウス工業は9月、神戸市内で土間つきマンションの分譲を始めた。「土間ホール」と名付けられた空間は、昔ながらの土間のイメージとは違い、白を基調とした光沢感のあるタイル張り。玄関の隣にあり、洗面所やバルコニーと直結する設計だ。

 広さは4・45平方メートル(約3畳分)。汚れた服などを居室に持ち込まずに洗えたり、子供が部活動で使うスポーツ用品を置いたりできる。物干しざおをかけられるので、長時間室内干しをしても生活を邪魔しない。棚が備え付けられており、収納力も高い。

 同社はこれまで土間つきの戸建て住宅の販売は手がけてきたが、分譲マンションは初めて。汚れたものを置けて、洗面所にも直接行ける土間は、コロナ禍を受けて需要が高まると判断した。先行販売する5戸のうちすでに4戸の契約が決まっており、「若いファミリー層からの人気が特に高い」(広報)という。

 野村不動産は、2017年から土間つきのマンションを販売している。「玄関はもう少し広いほうがいい」「ベビーカーを置きたい」といった客の声に応えて企画したという。土間はやはりタイル張りで、洗面所に直結している。

 これまで関東の三つの分譲マ…

この記事は有料会員記事です。残り453文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら