岸田首相の演説で「化石賞」 火力発電推進にNGO「目を覚ませ」

有料記事

グラスゴー=川田俊男
[PR]

 環境NGOの国際ネットワーク「気候行動ネットワーク」(CAN)は2日、温暖化対策に後ろ向きな国に贈る不名誉な賞「化石賞」に日本を選んだ。英国で開かれている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)の首脳級会合で、岸田文雄首相がアジア地域への支援策として火力発電所を活用する考えを示したことが受賞理由だ。

 この日の化石賞には、他にノルウェーオーストラリアが選ばれた。日本はこれまでのCOPでも毎回のように受賞している。

 首相は「アジアを中心に再エネを最大限導入しながら、クリーンエネルギーへの移行を推進する」と語った。すでにある火力発電所は、燃料を石炭や天然ガスからアンモニアや水素に置き換えることで、発電時に温室効果ガスを出さない「ゼロエミッション化」によって活用することも必要だと主張。1億ドル(約113億円)規模の先導的な事業を展開すると語った。

 CANは、この演説について…

この記事は有料記事です。残り603文字有料会員になると続きをお読みいただけます。
【10/18まで】有料記事読み放題のスタンダードコースが今なら2カ月間無料!