マツダが「副操縦士」システム導入 運転手の異常を検知し、自動停止

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松田史朗
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 マツダは、運転手の体調悪化や居眠りで事故の恐れがある場合に、車を自動で路肩などに停止させる「副操縦士システム」を、2022年度に発売する新型車に初めて搭載する。交通事故を減らすとともに、高齢者の運転の不安を抑える狙いもある。

 同社が10月下旬に開いたメディア向けの技術・商品方針説明会で明らかにした。

 しくみはこうだ。車内の赤外線カメラで運転手の状態を常時モニタリング人工知能(AI)などの分析に基づき、眠気やふらつきがあったり、ブレーキ操作などから脳の機能低下が感知されたりしたら、運転手にアラームで警告する。

 それでも改善されなければ、「副操縦士」に交代するかのように、自動的に運転支援機能が作動。減速し、ハザードランプやホーンで周囲に異常を知らせながら停止する。

 22年度にまず高価格帯の新型車に導入するが、具体的な車種は未定だ。25年度以降には、運転手の体調不良の予兆を検知するほか、高速道路では車線変更をして路肩に停止したり、一般道路でもより安全な場所に退避したりできるようにすることを目指す。

 他の自動車メーカーも、高速道路での自動運転時などに運転手の異常を感知すると自動退避させるシステムは導入している。

 一方、マツダの技術は、自動運転でない場合や、一般道路や低速運転時でも対応できる点が特徴だという。

 こうしたシステムを導入する…

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