トランプ色は共和党の「両刃の剣」 州知事選勝利の裏に使い分け戦略

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ジャクソン〈ワイオミング州〉=大島隆
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 民主党共和党が議会の過半数を争う来年の米中間選挙。その行方を左右する意味で注目されているのが、共和党が「トランプ党」として選挙にのぞむのか、旧主流派が生き残るのかだ。一方民主党も、バイデン大統領の支持率低下という逆風に直面している。(ジャクソン〈ワイオミング州〉=大島隆

 中間選挙に向けた民主党と共和党の戦いはすでに始まっている。前哨戦として注目された2日投開票のバージニア州知事選挙では、共和党候補で投資ファンドのカーライル・グループ元共同最高経営責任者(CEO)のグレン・ヤンキン氏(54)が勝利。民主党とバイデン政権にとっては大きな打撃となった。

 元同州知事で民主党候補のテリー・マコーリフ氏(64)は、「ヤンキンは『大統領選挙が盗まれた』というトランプの陰謀論を支持している」などと、トランプ氏の復活を警戒する有権者に訴えた。しかし、教育や経済などの政策課題を訴えることに注力したヤンキン氏を前に、トランプ氏を争点化する戦術は奏功しなかった。

 民主党のマコーリフ氏にとっ…

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