タピオカティーより「チェー」 ベトナムで愛されるぜんざいスイーツ

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ハノイ=宋光祐
写真・図版
ハノイにあるチェー店「ムオイサオ」のミックスチェー(手前)とハスの実のチェー=2021年10月29日、宋光祐撮影
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 空腹と疲労が重なったとき、いつもチェーが食べたくなる。チェーは日本のガイドブックで、「ベトナム版ぜんざい」と紹介されているデザート。もち米や豆類など炭水化物の多い材料を使っているため、おなかがいっぱいになる。

 ハノイには、日本でも流行したタピオカティーやフランス仕込みのケーキの店などもあるが、チェー屋さんの方がずっと存在感が大きい。

 おしゃれなカフェやベトナム料理レストランのメニューでもチェーを見かけるが、扉のない露店のような地元の人たちが集まる店に行く方が楽しい。軒先でプラスチックの小さな椅子に腰掛ければ、行き交う人々や街の息づかいを感じられるからだ。

客がひっきりなしに来る「チェーの元祖」

 新型コロナウイルスの感染拡大で続いていた都市封鎖が9月末で緩和され、チェー屋さんもようやく再開し始めた。

 ところで、ハノイに赴任して本場のチェーを食べ始めると、根本的な疑問が湧くようになった。チェーって結局、なに?

 メインの具材がサツマイモや…

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