罷免と信任を逆に報告 最高裁裁判官の国民審査で長崎県大村市選管

米田悠一郎
[PR]

 長崎県選挙管理委員会は2日、衆院選と同時に行われた最高裁裁判官国民審査で、同県の大村市選管が裁判官11人の「罷免(ひめん)」と「信任」の票数をすべて逆に県選管に報告していたと発表した。誤ったのは同市内の4万4082票分だが、県選管は審査結果に影響はないとしている。

 大村市選管によると、10月31日夜~11月1日未明の開票作業後、県選管に報告するエクセルファイルに罷免と信任の票数を入力する際、誤って逆に入力したという。2日夜の県選管の審査で、大村市の票に疑義があると立会人から指摘があり分かった。県選管は2日に総務省に修正の報告をしたという。

 国民審査は罷免したい裁判官に×印を付け、信任する場合は何も記入しない仕組み。×印が有効票の半数を超えると解職されるが、今回の審査で解職される人はいなかった。(米田悠一郎)