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WHOがマラリアワクチン推奨 「歴史的瞬間」に日本はどう関わる?

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市野塊
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 世界で年間40万人以上が死亡し、結核やHIV・エイズとともに「世界3大感染症」とされるマラリア世界保健機関(WHO)が10月、アフリカの子どもたちにマラリアのワクチンを使うことを初めて推奨した。「歴史的」とも言われるが、マラリアの撲滅にはまだ課題がありそうだ。

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 「これは歴史的な瞬間だ」。WHOのテドロス事務局長は10月6日の会見でそう述べた。薬や蚊帳などこれまでの対策に加え、ワクチンを使うことで「毎年何万人もの若者の命を救うことができる」と強調した。

 マラリアは、マラリア原虫をもった「ハマダラカ」という蚊に刺されることで感染する。高熱や悪寒、嘔吐(おうと)などの症状が出る。

 東南アジアや南アメリカなど…

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