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ノババックス製ワクチンに緊急使用許可 インドネシア政府が世界初

新型コロナウイルス

半田尚子
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 米バイオ企業ノババックス社は、インドネシア政府が同社が開発した新型コロナワクチンに対し、世界初の緊急使用許可を出したと発表した。インドネシア保健省も4日、取材に対して緊急使用許可を出したことを認めた。

 ノババックス社の1日の発表によると、同社の新型コロナワクチンに対し、規制当局による許可が下りるのは初めて。発表では「インドネシアは世界4番目の人口の多さにもかかわらず、新型コロナワクチンの調達が十分にできていない」と指摘。また、今回の使用許可を皮切りに「今後数週間から数カ月で世界中で増えると期待される承認の先駆けだ」と需要の拡大に期待を込めた。

 インドネシアでは6月から感染が急拡大。7月には1日の新規感染者数が5万人、死者数が2千人を超えた日もあった。次の感染拡大局面に備え、政府はワクチン接種を進めるが、2回接種を終えたのは3日時点で全人口の約3割にとどまっている。

 ノババックス社製のワクチンは日本ではまだ承認されていないが、接種が検討されている。日本政府は9月、同社からワクチン1億5千万回分の供給を受けることで、国内での生産・流通を担う武田薬品工業と契約を結んだと発表している。(半田尚子)

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