名刺の肩書はビッグボス 「優勝目指さない」 いきなりの新庄劇場

[PR]

 日本ハムの新監督に就任した新庄剛志氏(49)が4日、記者会見に臨んだ。会見での主なやりとりは次の通り。

 ――オファーを受けてから、応じるまでは。

 「1秒、1秒。お願いします。やります、やりますって。当然でしょ。だって、1年間それを目指してやってきたんですから」

 ――一番の決め手は。

 「もう、監督をやりたい。やっぱり、バリ(インドネシア)で生活をしていて、日本ハムの調子が上がっていない3年間を見てきて、俺の出番だろう、という気持ちで過ごしていた」

 ――配られた名刺には「ビッグボス」と。

 「監督って、皆さん言わないで下さい。ビッグボスでお願いします。バリでビッグボスと言われていたんで。僕の人生はそんなもの。勘ピューターで突き進んできたんで」

 ――ビッグボスとして何を変えていくのか。

 「プロ野球の世界に入ってくる選手のレベルはほぼ一緒。ただ、メンタル面を伸ばせないコーチや監督がいたと思う。メンタル的なものを鍛えながら、チームに投手3人、野手4人ぐらいのタレントを作り上げれば、楽しいチームになるし、背番号、顔、名前を覚えてもらえる。その時には強くなっている。そういうチームを作っていきたい」

 ――監督としてのスローガンは。

 「夢はでっかく、根は太く。土台をしっかり作って夢に向かって突き進んでいきたいな、という僕のイメージですね」

 ――プロ野球を変えていきたい、と。

 「まずは作戦面の面白さ。こういう野球で、ヒットを打たなくても点は取れるんだぞ、と。そのためには選手に僕の考えをしっかり把握してもらうこと。選手に早く会って、伝えていきたいと思っている」

 ――現役時代、いろんなユニホームで登場した。

 「ユニホームはチームの強さ、オーラを出すので、個人的には今のものは好きではない。(日本一になった)2006年のユニホームの方がオーラがある。新しいユニホームに期待してくれればと思う」

 ――監督になって、生活面でも目を光らせるか。

 「もちろんです。人間性というものは大事。人の悪口は言わない、いただきます、ありがとうございました、を言える選手を育てたい。僕はちゃらんぽらんにしているが、子供の頃は親にしっかり教育され、タイガース時代も上下関係を教わってきた」

 ――稲葉篤紀・ゼネラルマネジャー(GM)とは連絡を取っているか。

 「ほとんどの球団では監督とGMは仲が悪いと思うが、この球団は違います」