ネット注文の食品、10分で到着? 配達サービス「速さ」の競争激化

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田幸香純
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 食品や日用品を、ネット注文から「30分以内」などの短時間で配達するサービスが広がっている。都市部には専用の配送拠点が増えており、コンビニ各社も店舗網を使って取り組む。ネット通販の利用が広がってサービスも林立するなか、配達時間の「速さ」をめぐる競争も激化している。

 今月2日、東京都渋谷区に配達専用スーパー「pandamart(パンダマート)」が開業した。約320平方メートルの配達拠点には冷凍食品・飲料・トイレットペーパーなど約2千品目が並ぶ。一見すると普通のスーパーだが、その場で買い物はできない。こうした配達拠点は「ダークストア」とも呼ばれる。

 一般的なネットスーパーの場合、早くても注文から数時間後の配達になることが多いが、パンダマートは「30分以内」をうたう。配達エリアは拠点から約4キロ以内に限定。利用者が専用アプリで注文して支払いを済ませると、届いた注文情報をもとにスタッフが拠点で商品を袋詰めし、すぐに配達する。営業時間は午前8時~午後10時半、配達料は1回税込み220円だ。

 運営するのは、飲食店の配達代行「フードパンダ」を展開するデリバリーヒーロージャパン。注文に応じるため周辺でスタンバイしているフードパンダのスタッフが、パンダマートの配達も担うことで、機動的な対応を可能にしている。パンダマートは神戸や名古屋にも展開している。新規事業開発本部の佐藤丈彦本部長は「短時間で届けてほしいというニーズは高い。手応えを感じる」と話す。

 より速い配達を売り物にするサービスもある。

 8月に東京・目黒の学芸大学

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