市内7カ所に光の「窓」 神戸ルミナリエ今年も中止で代替イベント

鈴木春香
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 新型コロナウイルスの影響で2年連続の中止が決まった光の祭典「神戸ルミナリエ」について、神戸市などでつくる神戸ルミナリエ組織委員会は4日、装飾の一部を市内7カ所に展示する代替の催しの概要を発表した。12月3~12日に開く。展示を分散させて、観客に密の回避と市内の周遊を促す。

 展示するのは「ロソーネ」と呼ばれる直径3メートルほどの装飾で、イタリア語で「バラ窓」を意味する。例年会場となる東遊園地のほか、南京町、メリケンパークなどに計九つを設置して点灯する予定。例年は光の回廊「ガレリア」の最終地点に設置されているものだという。

 これまでの作品やルミナリエの歴史を解説したパネルもあわせて展示し、スマートフォンアプリを使ったデジタルスタンプラリーも実施する。

 神戸ルミナリエは阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂や復興を願って、震災が発生した1995年から毎年12月に開催してきた。新型コロナウイルスの影響でイタリア人職人の来日が見通せないことや、来場者による「密」が避けられないことから、昨年は初めて中止になった。(鈴木春香)