米専門家「米中ロの対話が必要」 極超音速兵器の開発で軍拡競争

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ワシントン=園田耕司
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 中国が行ったとされる核搭載可能な極超音速(ハイパーソニック)兵器をめぐる実験について、米軍高官が1957年に旧ソ連人工衛星を人類史上初めて打ち上げた「スプートニク・ショック」に例えた。極超音速兵器は米中ロを中心に激しい開発競争が繰り広げられ、軍拡競争の過熱を懸念する声もある。米シンクタンク・軍備管理協会(ACA)のシャノン・ブゴス研究員に聞いた。

 ――米軍制服組トップのミリー統合参謀本部議長が中国の実験を「スプートニク・ショック」に例えた。

 「今回の実験は、極超音速滑空体がロケットで打ち上げられて軌道空間を飛んで地球を周回し、標的から約40キロ離れた地点に着弾したとされる。それ以上の詳しい情報はない。しかし、中国は今夏、衛星写真の分析で少なくとも250もの長距離ミサイルの地下格納庫を新たに建設していることがわかっている。今回の実験はこうした問題の発覚に続いて明らかになったものであり、懸念している」

 ――極超音速兵器の開発は中ロが先行していると言われている。中ロの意図は何か。

 「中ロの大きな動機の一つは…

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