引退を自ら決められるのは一握り 船木和喜さんが考える「引き際」

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笠井正基
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 大相撲の横綱白鵬やプロ野球西武の松坂大輔投手など、今年は一時代を築いたスポーツ選手の引退が相次いでいます。引き際は人それぞれですが、何が決め手になったのかは気になります。1998年長野五輪スキージャンプで二つの金メダルを獲得した後、当時は異例だったプロ選手となった船木和喜(ふなきかずよし)選手(46)に「引き際」について聞きました。

 ――プロ選手として活動を始めてからもう20年以上経ちましたね。

 「五輪の翌年に所属企業をやめて、スポンサーに支援してもらうプロ活動を始めました。2017年には10社以上と契約していたのですが、コロナ禍の影響もあっていまは3社です」

 ――スポンサー離れはショックでしたか。

 「いいえ、この状況では減って当たり前です。経済的に回らなくなった業種であれば選手を支援するより、自社の社員を守るのが先ですから。『景気が戻った時にまた契約します』という声もかけていただきましたが、実現しても、きっと以前の契約内容とは違ってくるだろうと思います」

記事後半では故郷のアップルパイを販売する思いや自らの「引き際」、プロ選手の第二の人生のあり方について語ります。

持ち続ける「いまにみてろよ」の気持ち

 ――スキージャンプの国内大…

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