第36回やまぬ性暴力、消えない記憶「私で終わりに…」寄せられた34通の声

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編集委員・大久保真紀
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 9月に連載した「子どもへの性暴力 第5部 脅かされる日常」では、自宅周辺での突然の被害や痴漢、性的な盗撮などについてお伝えしました。安全と思われているところにも危険が潜んでいること、社会では軽く見られがちな痴漢や盗撮も被害者に甚大な影響を与える重大な性暴力であることを指摘しました。この連載に、34通のメールや手紙が寄せられました。お寄せいただいた方々の声を紹介します。(編集委員・大久保真紀

写真・図版
「子どもへの性暴力」第5部に寄せられた手紙やメール。自身の体験をつづるものが多かった=大久保真紀撮影

 寄せられた意見の大半は女性からだった。13通は子どものころに受けた自らの性被害を告白する内容。多くが見知らぬ人からの痴漢で、体を触られるほか、強制性交の被害を打ち明けたものも2通あった。男性からの被害の訴えも2通あった。

 東京都の女性(29)は、小学1年の4月にあったことを寄せた。連載を読んで、そのときの光景がよみがえったという。

 公園で遊んでいるときに男に…

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    大久保真紀
    (朝日新聞編集委員=子ども虐待など)
    2021年11月8日19時15分 投稿

    【視点】 日本では、女子は2・5人に1人、男子は10人に1人が18歳までに、痴漢や裸の写真の撮影なども含む何らかの性被害を受けているというデータがあります。日本性科学情報センター「子どもと家族の心と健康 調査報告書」に書かれています。  最近は少

連載子どもへの性暴力(全47回)

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