現役女子高校生がボートレーサーデビューへ「迫力に圧倒された」
松永佳伸
現役の女子高校生が今月、ボートレーサーとしてプロデビューする。岐阜県立岐阜商業高校3年の石原凪紗(なぎさ)さん(18)=同県本巣市=で、13日にボートレースとこなめ(愛知県常滑市)でのレースに出場予定。全国的にも現役高校生のレーサーは珍しく、来春の高校卒業まで「二足のわらじ」でレースに挑む。
石原さんは昨夏、福岡県のボートレーサー養成所の入所試験に挑戦。志願者1024人(男性850人、女性174人)のうち、合格者はわずか52人、合格率5%の狭き門を突破した。
昨年10月から、モーターの整備訓練や乗艇訓練などに取り組み、今年9月にボートレーサーに必要な国家資格を取得した。体力づくりなど、厳しい訓練に耐えきれず退所者も出たなか、晴れてプロボートレーサーになれたのは28人だった。
レーサーを目指すきっかけは…