欧州議員団、オードリー・タン氏と会談 フェイクニュース対策を議論

台北=石田耕一郎
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 台湾を初めて公式訪問している欧州連合(EU)の欧州議会議員らが5日、デジタル担当相オードリー・タン氏と会談した。フェイクニュースサイバー攻撃への対策について意見交換したとみられる。

 議員団は同日、台北市内で会見し、団長役を務めるフランスのグリュックスマン議員が「台湾との交流は誰かに逆らうのではなく、至極当然の行為だ。台湾に対する関心を高めることは中国との武力衝突の可能性を低下させることにつながると信じる」と述べた。同氏はまた、「台湾は孤立していない。私たちは台湾とともにいる」と語った。

 同氏はEUが3月にウイグル族に対する人権侵害を理由に対中制裁を発動した際、中国側から対抗制裁を受けた。

 議員団はほかに、イタリアギリシャリトアニア、チェコ、オーストリアの計7議員からなる。4日には蔡英文総統と会談し、台湾支持の考えを伝えた。

 中国外務省の汪文斌副報道局長は4日の定例会見で、議員団の訪台について強い不満と反対を表明し、EUに抗議したことを明らかにした。(台北=石田耕一郎)