すれ違う日米欧と産油国 大幅増産に難色のOPECプラス参加国も

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ロンドン=和気真也 新田哲史
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 石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの産油国でつくる「OPECプラス」は4日、オンラインで閣僚級会議を開き、追加増産を見送った。原油の生産を小幅に増やしていく従来の計画を維持した。

 世界的に経済活動が再開し、需要がふくらんで原油価格は高騰している。日本や米国などが増産を求めていた。コロナ禍で価格が一時低迷したこともあり、産油国側では慎重な姿勢がめだった。

 OPECプラスは12月について、11月比で日量40万バレルの増産にとどめる。7月に決めた生産調整計画に沿うものだ。4日の会議後にオンラインで会見したロシアのノバク副首相は「石油需要はなお新型コロナウイルスの変異株の脅威のもとにある」と述べた。欧米メディアによると、クウェートやイラクなどが大幅増産に難色を示したという。

 コロナ禍で需要が急減した昨…

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