立憲民主党の枝野幸男代表の後任を決める代表選では、立候補するために国会議員の推薦人20人を集める必要がある。衆参で約140人規模の立憲にとって、推薦人のハードルは高い。自民党のような派閥はないものの、政策や考えの近い議員が複数のグループを作っている。そのグループが、どう動くかも焦点となりそうだ。
福山哲郎幹事長は5日、党参院議員総会で「できれば(補正予算案を審議する)臨時国会開会までに代表選は終えたい」と話し、12月初旬までには新代表を決める考えを示した。
代表選の立候補には国会議員の推薦人20人が必要で、党内では「立候補できるのは2、3人まで」(幹部)との見方が強い。推薦人確保のため、グループの動向が注目されている。
20人超のグループ率いる有力候補も
この日は国会内で複数のグル…
【解説】いろいろな新しい人材が登場する機会です。また世代交代のうねりが起こることも期待したいところです。そして、「20人の壁」など、立憲民主党には党の仕組みが、あまり整っていない面があります。ぜひ候補者には、自民党の先を行く「党改革」を掲げてほしい
【提案】 立候補のための推薦人を思い切って5人ぐらいに減らしてはいかがでしょうか。 自民党総裁選もいまの立憲と同じ20人です。岸田首相が選ばれた総裁選では衆参382人の国会議員がいましたが、立憲はいま衆参140人。比率でいえば、推薦人10人でも