中国恒大が傘下企業株を売却 デフォルト回避へ資金調達

北京=西山明宏
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 経営危機にある中国不動産大手の中国恒大集団が傘下のインターネット関連会社の株式の一部を売却したことが5日、明らかになった。売却額は約7億香港ドル(約100億円)。恒大は今後も続く社債の利払いや投資商品の償還などに充てるとみられる。

 香港取引所が5日に開示した通知で明らかになった。売却するのは、恒騰網絡集団。動画配信サイトの運営や映画製作などの事業を持つ。売却先は同社の合弁相手であるIT大手のテンセントで、株式の売却によって筆頭株主は恒大からテンセントに移る。

 恒大は6日、10日と立て続けに米ドル建て社債の利払いや猶予の期限が来る。資産売却によって債務不履行(デフォルト)を回避したい狙いがある。(北京=西山明宏)