花組100年の節目 トップ柚香光「心して挑む」 宝塚大劇場で開幕

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 すみれ色やピンクの花組生が、ステージ一面に咲き誇る。宝塚歌劇団に花組ができて100周年を祝うショー「The Fascination!―花組誕生100周年 そして未来へ―」(作・演出 中村一徳)が11月6日、宝塚大劇場兵庫県宝塚市)で開幕した。

 100周年の節目にトップスターをつとめる柚香光(ゆずかれい)は「感謝と身の引きしまる思い。心して挑みたい」。下級生から花組ひとすじで、「宝塚の花園にお越しくださったみなさんに対する包容力が、花組の礎にある」と感じてきたという。先輩たちから学んだ「品格」も胸に、バトンを新時代へつないでいく。

幕開けの新曲 祝祭ムード

 そんな記念すべき節目のショーは、幕開けの新曲からお祝いムード全開。「♪100年の香り繋(つな)ぎ 花は咲き続ける」と力強く歌われる。

 「すみれの花咲く頃」も、ジャズ風にアレンジされてノリノリだ。柚香のソロダンスは指先まで神経が研ぎ澄まされ、思わずため息がこぼれる。

 歴史を彩ってきた名場面も。大きな鍵盤に腰かけた花組生が、白黒の衣装で一斉にラインダンスを披露する。大浦みずきが主演した1988年のショー「フォーエバー!タカラヅカ」へのオマージュだ。

 さらに「EXCITER!!」から続く怒濤(どとう)の花組メドレー。締めの「心の翼」は、みんなで手をつないで大合唱した。梅田芸術劇場大阪市北区)で11月3日に始まったOG公演「Greatest Moment」でも歌われ、ここ宝塚でも名曲に命が吹き込まれた。

 フィナーレの始まりの「エーデルワイス」は、和海(かずみ)しょう、羽立光来(はりゅうみつき)、飛龍(ひりゅう)つかさ、星空美咲(ほしぞらみさき)の4人が伸びやかな美声を響かせる。エトワールは入団7年目の咲乃深音(さきのみおん)が務めた。

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