外相に林芳正・元文科相起用で最終調整 「ポスト岸田」候補の1人

岸田政権

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 岸田文雄首相は外相に林芳正・元文部科学相を充てる方向で最終調整に入った。外相を務めていた茂木敏充氏が自民党幹事長に就任したため、首相が外相を兼務していた。林氏は連続5期務めた参院議員を辞職し、くら替え出馬した先月の衆院選で初当選した。防衛相や農林水産相も歴任した安定感を見込んでの起用とみられる。

 10日に召集される予定の特別国会で首相指名を受け、首相は第2次内閣を発足させる。林氏以外は、第1次内閣の閣僚を再任する方向だ。

 林氏は、首相が率いる岸田派のナンバー2。2012年の総裁選にも立候補し、「ポスト岸田」候補と目されている。

 東大卒業後、三井物産に入社。米ハーバード大に留学し、米下院議員や上院議員のもとで働いた。帰国後は衆院議員だった父の林義郎氏の秘書を経て、1995年に参院山口選挙区で初当選。衆院山口3区で、河村建夫官房長官と激しい公認争いを繰り広げ、先月の衆院選では公認を得た。