NY株、2日ぶりの過去最高値更新 ファイザー飲み薬への期待高まる

ニューヨーク=真海喬生
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 5日の米ニューヨーク株式市場で、主要企業でつくるダウ工業株平均が過去最高値を2日ぶりに更新した。この日発表された10月の米雇用統計が市場予想を上回ったことに加え、米ファイザーが開発中の新型コロナの飲み薬が「入院リスクを89%減らす」と報じられ、経済活動が正常化することへの期待から株式が買われた。終値は、前日より203・72ドル(0・56%)高い3万6327・95ドル。

 ファイザーは臨床試験の結果、開発中の飲み薬を使うことで重症化しやすい人の入院リスクを89%減らすと発表した。効果が高く使いやすい飲み薬が治療の選択肢に加われば、「社会や経済は通常の活動レベルに戻るだろう」(米投資銀行SVBリーリンク)などと受け止められ、消費動向で業績が影響を受けるクレジットカード会社など幅広い銘柄が値上がりした。(ニューヨーク=真海喬生)