「昭和」の指導、選手は奮わなかった そして、中央大監督は気付いた

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加藤秀彬
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 全日本大学駅伝に9大会ぶり出場の中央大を率いるのは、同校OBで、マラソン学生記録保持者の藤原正和監督(40)だ。低迷していた母校を立て直した。

 実業団のホンダで、世界選手権のマラソンに日本代表として2回出場した。引退した直後の2016年、母校を指導しないかと誘われた。

 箱根駅伝では出場94回、優勝14度と最多を誇る中大も近年は低迷してきた。13年の箱根駅伝を途中欠場して以降は、出場しても下位に低迷。全日本には出場さえできなかった。

 自分に指導経験がないことは不安だった。それでも、低迷する母校はずっと気になっていた。悩んだ末に引き受けた。

 就任当初、自分の時代とは大きく変わった陸上部の状況に驚いたという。

 寮には雑然と物が散らかり、門限がない日も多い。練習での緊張感もなかった。

 「競技者としてのレベルが低すぎた」

 藤原監督は「昭和のやり方」を断行した。

 門限がない日を月1回に減ら…

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