日本維新の会、代表選実施するか否か 27日の臨時党大会で決定へ

維新

久保田侑暉
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 衆院選で第3党に躍進した日本維新の会は6日の常任役員会で、代表選を行うかどうかを決める臨時党大会を開くことを決定した。臨時党大会は27日開催の予定。松井一郎代表(大阪市長)と吉村洋文副代表(大阪府知事)のいずれも、代表選が行われる場合は立候補しない考えを示している。代表選が行われない場合は松井氏が続投することになる。

 党規約により、代表の任期は国政選挙などの投票日後90日まで。投票日から45日以内に代表選を実施するかどうかを所属議員らで議決する臨時党大会を開くと規定されている。

 6日の常任役員会では党規約に基づき、先月31日の衆院選を受けて臨時党大会の開催を決めた。代表選の実施を求めない意見が多数となった場合について、馬場伸幸幹事長は「現代表が続投するルールだ」と説明する。

 松井氏は衆院選の投開票を受けた先月31日夜の記者会見で、「代表選が行われる状況になった時に僕は出馬をしない」と発言。市長の任期が満了となる2023年4月で政界を引退する考えを改めて示し、「政治家引退を決めているわけだから、引き続き代表としてずっとやるというのは無責任だ」と述べた。

 松井氏は6日の常任役員会の終了後、記者団の取材に対して「代表選を行った方がいい」と強調。そのうえで「独裁者じゃないので党員一人一人の意思を確認しないと。その結果には従おうと思っている」と語り、代表選が行われない場合は続投する考えを示した。

 代表選をめぐっては、吉村氏は「大阪府知事の仕事、(地域政党の)大阪維新の会の代表の仕事に専念したいので代表選に出るつもりはない」と明言。馬場氏も「私は野球でいうと、キャッチャーで8番という打順。あまり先頭に立ってやるというタイプではない」と立候補に消極的だ。(久保田侑暉)