「気候正義」訴え2日連続のデモ COP26開催の英グラスゴー

グラスゴー=香取啓介
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 国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)が開催中の英グラスゴー市内で6日、「気候正義」を訴えて温暖化対策の強化を求める大規模なデモ行進が行われた。日本など世界で200以上のイベントが計画され、主催者によるとグラスゴーだけで5万人の参加が予定されているという。

 気候正義は、途上国や将来世代が温暖化の被害にあうのを不公正ととらえ、原因をつくった先進国やこれまでの世代に責任ある行動を求める考え方だ。前日の若者のデモ行進に参加したスウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさん(18)は「COP26はPRイベントに成り下がった。美しい演説や派手な目標を発表しているが、先進国の政府は舞台の裏で、思い切った対策を拒んでいる」と批判した。

 グレタさんら若者が、気候変動対策のために化石燃料への投資の廃止や、途上国支援などを世界の指導者に求めるオンライン署名の参加者は170万以上になっている。(グラスゴー=香取啓介)