イラクで首相宅にドローン攻撃か、警護スタッフ数人負傷

有料記事

ドバイ=伊藤喜之
[PR]

 イラクの首都バグダッドで7日未明、カディミ首相の自宅を狙った攻撃があった。無人機ドローン)による攻撃とみられ、カディミ氏は避難して無事だったが、警護スタッフ数人が負傷した。イラク軍は首相暗殺未遂事件とみている。地元メディアなどが伝えた。

 カディミ氏の自宅は大使館や国連機関などが集まる「グリーンゾーン」と呼ばれる地域にある。少なくとも1回の爆発があり、自宅の玄関ドアなどが破壊されたという。カディミ氏は事件後にツイッターに動画などを投稿し、「私は無事だ。落ち着いて欲しい」と国民に呼びかけながら、「卑劣なロケット弾やドローン攻撃では国は築けない」と非難し、政治勢力が犯行に関与した可能性を示唆した。

 イラクでは10月10日にあ…

この記事は有料記事です。残り392文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら