ウイスキーのようだけど、のどごし軽め 津波免れた古酒が蔵出し

星乃勇介
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 13年前に仕込まれ、震災を乗り越えた日本酒が、古酒として10月27日、蔵出しされた。名前は「琥珀(こはく)の粋」。ウイスキーを思わせる色合いだが、通常の日本酒より低アルコール。読書の秋にあわせ、蔵元は「本を片手に、ほろ酔いで秋の夜長を楽しんで」と話している。

 津波で被災した宮城県気仙沼市の「男山本店」。菅原大樹専務が今年、杜氏(とうじ)から存在を教えられた。そこで、中小企業の事業開発を後押しする無料相談所「気仙沼ビズ」に相談。「本に合う古酒」として売り出すことにした。

 アルコール度数は通常より低い11度で、甘みと酸味の一体感と、のどごしの軽さが特徴という。500ミリリットルで税込み2200円。1200本限定。問い合わせは同社(0226・24・8088)。(星乃勇介)