色丹島住民とオンライン交流 根室

大野正美
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 北方四島との交流事業がコロナ禍で2年間途絶えるなか、北海道根室市の交流団体「ビザなしサポーターズたんぽぽ」(本田幹子代表)が7日、オンラインによる色丹島住民との交流会を開いた。

 会場の道立北方四島交流センターには、本田代表のほか、色丹島をビザなし訪問で訪れた元島民の得能宏さん(87)らが参加。色丹島側は、得能さんの故郷・斜古丹で日本人墓地の清掃を続けるイーゴリ・トマソンさん(56)らが姿を見せた。

 得能さんは「島に行けなくても、トマソンさんらが墓地の清掃をしてくれて心から感謝したい。コロナの収束後は孫を連れて島に行きたい」と伝え、トマソンさんは「交流できてよかった。必ず来てください。歓迎します」と応じた。

 長年日本との交流に関わったミカイル・ドゥダエフさん(58)は、コロナ禍のなかでも「ロシア本土からの旅行者は多く島にきている」などと現状を説明。参加者らは今後、根室と島の住民同士で交流サイトを立ち上げて情報共有するなど、コロナ禍の中での新たな交流のあり方を探ることで一致した。(大野正美)