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「ジュビロ飯」で健康目指そう J2磐田・市など連携、地元食材使用

須田世紀
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 【静岡】磐田市や市内の2大学、ジュビロ磐田、商工会議所が連携し、食とスポーツで健康増進を目指す「磐田市健幸プロジェクト」がスタートした。地元食材を使うなどし、地域経済の活性化も狙う。

 プロジェクトの第1弾は「ジュビロ飯」。メニューは提供店で独自に考案するが、たんぱく質が豊富な食材を一食あたり60~150グラム、市内の農産物を1種類以上使うことなどが認定の条件。厚生労働省が示す健康増進を目的とした食事の目安を参考にした。さらにジュビロ飯では、強い骨を維持するために必要とされるビタミンDも取り入れることが特徴となっている。

 先月28日には農林環境専門職大学の食堂で試食会が開かれた。同大学や静岡産業大学、ジュビロ磐田、磐田商工会議所の関係者らが出席。地元名産のエビイモやキャベツなどを使った定食を味わった。静産大経営学部2年の飯田健心さん(19)は主菜のサケの磯辺揚げをほおばり、「のりの風味がいい。すごくおいしい」。

 ジュビロ飯は定期的に学食で提供。一般の人も食べられる。磐田グランドホテルでも提供する予定のほか、市内の飲食店にも広げていく。すでにヤマハスタジアム周辺の複数店舗から問い合わせが入っているという。機能性野菜の健康効果も実証してブランド化し、農業の活性化も目指す。ジュビロ飯に続く取り組みも順次進めるという。

 草地博昭市長は市内にサッカー、ラグビーのプロチームがあることや農業が盛んであることをあげたうえで、「食と健康で何かやりたいという話はあった。そこに経済を乗せていくのは難しいが、本気で経済界を巻き込んでやっていく」と意気込んでいる。(須田世紀)