全国高校バスケ栃木代表決まる 男子は宇都宮工、女子は白鷗大足利

池田拓哉
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 第74回全国高校バスケットボール選手権大会(ウインターカップ、朝日新聞社特別協力)県予選の決勝が7日、宇都宮市の日環アリーナ栃木であった。女子は白鷗大足利が矢板中央を84―70で下して2年連続3回目、男子は宇都宮工が文星芸大付に85―67で勝ち2年連続11回目の頂点に立った。両校は12月23日に東京で開幕する全国大会に出場する。

 女子決勝は、白鷗大足利が第2クオーター終了時点で16点差をつけていたが、徐々に詰め寄られ、第4クオーターを6点差で迎えた。最後は堅守とシュートの的確さで再び突き放した。

 香山孝之ヘッドコーチは「終わってほっとした。押されたな」と試合を振り返った。昨年の全国大会は2回戦で敗退した。「守備力を強化し、まずは初戦を突破したい」と語った。

 清水絢主将(3年)は「矢板中央は『走って走って』の勢いがすごかった。シュートのタイミングもすばらしかった」と相手をたたえた。

 矢板中央は西山歩選手(2年)の機動力が光った。155センチの体で相手をすり抜けてアシストし、シュートも果敢に打っていった。西山選手は準決勝からフル出場した。「勝てずに悔しい。経験を生かし、相手に点差をつけて勝てるようになりたい」と目を潤ませていた。

 11年連続で同一カードとなった男子決勝は、宇都宮工が第1クオーター序盤に10点以上の差をつけて先行。しかし第2クオーターで一時逆転を許し、なんとか同点で第3クオーターへ。接戦が続いたが、徐々に差を広げて振り切った。

 千村隆ヘッドコーチは「滑り出しは良かったが、いつか追いつかれると思った。スポーツはそんなもの。苦戦した。あと10分戦ったら勝負はわからなかった」と苦笑いを浮かべた。昨年の全国大会はベスト16だった。「泥臭く走り抜くメンタルをさらに鍛えたい」と語った。

 君座武志選手(3年)は188センチの長身を生かしたインサイドプレーで活躍した。全国大会に向けて「昨年は全国の壁を感じた。今年はチームをもっと勝たせたい」と意気込んだ。田中風歩希(ふぶき)主将(3年)は「ベスト8を目指す」と語った。(池田拓哉)