立憲・小沢一郎氏、岩手県連代表辞任の意向 小選挙区で落選

大西英正
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 衆院選の岩手3区で敗れた小沢一郎氏(79)が、立憲民主党岩手県連の代表を辞任するとの意向を県連側に伝えたことが7日、分かった。県連は8日に開く予定の常任幹事会で、小沢氏の代表辞任を承認するか、話し合う。

 現役議員で最多となる17回連続の当選回数を数え、今回の衆院選に臨んだ小沢氏だったが、4度目の対決となった自民の藤原崇氏(38)に約9300票差をつけられ初黒星を喫した。比例復活当選したが、今月1日には「かつてない厳しい選挙だった。議会制民主主義を定着させたいという一念で政治活動をしてきた。今もその思いは変わらない」などとするコメントを出していた。

 小沢氏は昨年の秋、立憲と国民民主党の合流を受けて新しい立憲県連が設立された際、県連代表に就任していた。

 8日に開かれる県連常任幹事会では、衆院選の全国的な傾向も踏まえながら県内の戦いを総括し、参院選など次の選挙に向けて組織の立て直しを図る。新たな執行部については党本部の代表が決まった後、検討する見通しだという。

 小沢氏は47歳で自民党幹事長になり、1993年に離党。新生党を結成して非自民連立内閣を樹立した。連立政権時代に政治改革を掲げ、衆院の選挙制度に小選挙区制を採り入れた。旧民主党時代の2009年にも政権交代の立役者となった。(大西英正)