ニカラグア大統領5選へ 野党候補ら拘束に「見せかけの選挙」批判も

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サンパウロ=岡田玄
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 中米ニカラグアで7日、大統領選が実施され、現職で4期連続、通算5期目をめざす左派のダニエル・オルテガ大統領(75)の当選が確実な情勢だ。この間、オルテガ政権は野党勢力を弾圧して有力候補を排除しており、バイデン米大統領は「見せかけの選挙だった」と批判した。

 与党系メディアが報じた選管発表では投票率は65%で、開票率49%の段階で、オルテガ氏が74%を得票した。最終的な開票結果は15日に発表するとしている。

 オルテガ氏は自ら投票した後、「多くのニカラグア人が戦争やテロではなく、平和を求めて投票している」と演説した。大統領の次の任期は2022年1月からの5年となる。

 選挙を前に野党陣営の有力候補7人を含む39人が拘束され、多くの野党政治家や支持者が亡命に追い込まれたため、野党やカトリック教会は投票のボイコットを呼びかけた。司祭らがSNSに人通りのない街中の写真を投稿するなどし、選挙は支持されていないと訴えた。野党側は独自の調査として、推計投票率は18・5%だったと発表した。

 これに対し、政権側は国営メ…

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