小学生が紅白歌手に動画出演依頼 武蔵村山をPR、資金募る

横山輝
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 東京都武蔵村山市の小学生たちが、地元PRのための資金を集めようと、ふるさと納税を活用したクラウドファンディング(CF)を始めた。紅白歌合戦の出場歌手に、費用を払ってプロモーションビデオへの出演を頼むためだ。返礼品は地元の特産物に決めた。

 CFを始めるのは、市立第三小学校の6年生87人。2年前から総合学習の時間を使い、学年全体で地元のPRに取り組んでいる。昨年、まちの魅力をラップで歌った動画を動画配信サイト「YouTube」で公開したが再生回数が伸び悩んだ。打開策として打ち出したのが、プロに出演・監督してもらう高品質な動画制作。ふるさと納税サイト「さとふる」の中で、12月29日までに165万円の資金を募っている。

 出演を頼んだのは、紅白歌合戦の出場経験があるラッパーのGAKU―MCさん。学校でコンサートを開いた縁で児童らと交流があった。9月下旬には撮影のため教室を訪れ、「お金をもらうことで責任が生まれる。同じ価値を返したい」と話した。監督は、多数のテレビCMなどを手がけるチェンコ塚越さんが担う。

 募金に対する返礼品は金額に応じて、果物やお茶など地元の特産品に決めた。6年1組の向井蕾音(らいと)さん(11)は「いいものを作ってまちの魅力を多くの人に伝えたい」と話した。

 詳細は「さとふる」のページ(https://www.satofull.jp/projects/business_detail.php?crowdfunding_id=139別ウインドウで開きます)で。(横山輝)