大谷翔平がリーグMVPの最終候補3人に 発表は日本時間19日

遠田寛生
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 大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手(27)が8日、今季のア・リーグ最優秀選手(MVP)の最終候補の3人に選ばれた。受賞者は18日(日本時間19日)に発表される。獲得すれば日本選手では2001年のイチロー(マリナーズ)以来、史上2人目の快挙となる。

 この日、専門局MLBネットワークの番組内で最終候補入りが発表された。大谷以外の2人は、リーグ最多タイの48本塁打を放ったウラジーミル・ゲレロ・ジュニアと、二塁手として45本塁打を放つなど攻守でチームを支えたマーカス・セミエン(ともにブルージェイズ)。

 MVPは全米野球記者協会(BBWAA)の記者30人による投票で決まる。ア・リーグの球団がある15都市から2人ずつ選ばれた記者たちで、1~10位まで選手の名前を書き、プレーオフ前に提出していた。

 得点は1位が14点で、2位は9点、3位は8点……と続き10位は1点。合計点数が一番高い選手が表彰される。

 大谷は今季、投打の二刀流で活躍した。レギュラーシーズンの成績は、打者として155試合に出場し打率2割5分7厘、46本塁打、100打点。投手では23試合に登板して9勝2敗、156奪三振、防御率3・18だった。

 ただ、MVPは「最高の選手」ではなく、「チームの勝利に貢献した最も優秀な選手」に与えられるべきだという意見の記者もいる。

 過去にはチームが優勝しなかったことが理由で受賞を逃したケースもあった。打率、本塁打、打点で三冠王のテッド・ウィリアムズ(レッドソックス)や、当時大リーグ年間最多70本塁打を放ったマーク・マグワイア(カージナルス)は2位に終わっている。

 大谷のいるエンゼルスは今季、優勝争いには絡めなかった。一方、大谷以外の2候補が所属するブルージェイズはレギュラーシーズン最終日までプレーオフ争いに加わった。

 また、ナ・リーグのMVP最終候補にはブライス・ハーパー(フィリーズ)、フアン・ソト(ナショナルズ)、フェルナンド・タティス・ジュニア(パドレス)の3選手が入った。(遠田寛生)