第3回オンライン授業中、認知症の祖母が外に「あっ、まただ」 生徒の不安

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畑山敦子
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 新型コロナウイルスの感染拡大により、各地でオンライン授業が実施された。岐阜県の学校に通う高校1年の女子生徒(16)も、「第5波」の影響で、学校が実施する8月の夏期講習や9月からの2学期の授業をオンラインで受けることになった。

 9月中旬、女子生徒は自宅の部屋からタブレットをつないで授業を受けていると、祖母がいる隣の部屋の窓が開く音に気づいた。

 「あ、まただ」。急いで隣に行くと、祖母が窓を開け、ベランダから外に出ようとしていた。祖母には認知症がある。「おばあちゃん、1人で出かけると心配だから家にいよう」と声をかけ、祖母は部屋に戻った。ただ、止められたことを忘れて、また外に出ようとすることもある。

 授業中、祖母の様子を見にいっていた時に先生から指されて、先生やクラスメートに席をはずしていたことを気づかれたこともある。注意はされなかったが、「さぼっているのではと思われて、成績にも影響するのではと不安でした」

母に心配かけられず「なんとかなってる」

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