朝ドラ主題歌決定の舞台裏、AIが語る 人種差別と克服の体験も告白

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定塚遼
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 1日から始まったNHK朝の連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の主題歌となったのは、同日リリースされた歌手・AI(アイ)の「アルデバラン」だ。ポップで爽やかな楽曲が多い朝ドラ主題歌の中では、暗さやある種の諦観(ていかん)も感じさせる異色の楽曲だ。ゴスペルに影響を受け、高校時代は米国で聖歌隊にも入ったAI。そこで黒人から受けた人種差別と、周囲の評価が1日で変わった出来事を教えてくれた。

 去年の夏ごろ、この主題歌のオファーがあった。苦労して曲を作るとドラマスタッフの意見が分かれた。

 「もう1曲」「もう1曲」。気づけば半年以上をかけ、7、8曲を作ったが、ピタリとはまるものは出なかった。「ことごとく『違う』ということになり、心が折れそうになった」とAIは語る。

記事の後半では、朝ドラ「カムカムエヴリバディ」主題歌決定の舞台裏や曲について、さらに米国時代に受けた人種差別の体験と克服した意外なきっかけ、「洋楽っぽい」と曲を却下され続けた苦難の若手時代、「ひとりじゃないから 君が私を守るから」の「Story」など、大ヒット作を連発し、歌手として地歩を固めた現在の心境などについて、たっぷり語ります。

「親が亡くなる前にしゃべりたい、と思う人は多い」

 「私の中のメロディーはこれが限界」と森山直太朗に曲の提供を依頼し、届いたのがこの曲だった。

 「ペテンな時代」「不穏な未…

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