「子ども殺す目的」供述 刃物持ち保育施設に侵入容疑で逮捕 宮城

三井新
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 認定こども園に無断で立ち入ったとして、宮城県警は9日、同県登米市豊里町迫の無職、大槻渉容疑者(31)を建造物侵入容疑で現行犯逮捕し、発表した。大槻容疑者は包丁を所持しており、「子どもを殺す目的で侵入した」と供述しているという。園児や職員にけがはなかった。

 捜査1課などによると、大槻容疑者は9日午前10時40分ごろ、同市豊里町小口前の認定こども園「豊里こども園」の敷地に侵入した疑いがある。

 当時、園児計約200人と職員約40人が園にいた。職員が敷地の周囲をうろつく大槻容疑者を不審に思い、園庭で遊んでいた園児約70人を建物に避難するよう誘導。その後職員が大槻容疑者に声をかけたところ、無言で高さ約1メートルの柵を乗り越えてきたという。その際、刃渡り約12センチの包丁で切りかかろうとしたため、複数の職員で取り押さえた。(三井新)

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    田中俊之
    (社会学・男性学研究者)
    2021年11月9日22時51分 投稿
    【視点】

    職員の方たちは的確な判断で園児を建物に誘導し、その上で非常に勇気のある行動を取ったと思います。それがなければ大惨事になった可能性もあるでしょう。安全な保育施設に安心して子どもを預けられるためには何ができるのか。ここまでの事例は稀であるにして