北海道銀行が「フォルティウス」の契約打ち切りへ、カーリング女子
能田英二
北海道銀行は、カーリング女子の「フォルティウス」のスポンサー契約を11月末で打ち切る。北京冬季五輪の日本代表争いで敗れたフォルティウスのメンバー4人は札幌市を拠点に競技を続ける意向で、新たなスポンサーを探す。
フォルティウスは小笠原歩さんらが2010年11月に結成し、14年ソチ五輪に出場。今年9月にはロコ・ソラーレとの代表決定戦が2勝3敗に終わり、北京五輪出場の道を閉ざされていた。チームは7日からカザフスタンで開かれているパシフィックアジアカーリング選手権に、道銀として最後の大会に出場している。
道銀は新たに女子カーリング部をつくり、フォルティウスに所属していた伊藤彩未(20)、田畑百葉(19)の2選手を中心に2026年冬季五輪出場をめざして強化するという。(能田英二)