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65歳以上に3回目接種を事実上義務づけ 仏マクロン大統領が演説

新型コロナウイルス

パリ=疋田多揚
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 フランスのマクロン大統領は9日、国民向けのテレビ演説を行い、新型コロナウイルスの「第5波が欧州で始まった」として、65歳以上の市民にワクチンの3回目接種を事実上義務づけることを明らかにした。

 フランスでは国民の75%が必要な接種を終えているが、9日の新規感染者数は1万2千人を超え、1カ月前の2倍の水準になっている。政府統計では、ワクチン接種を受けていない場合、受けた人に比べて4倍以上感染しやすいとされている。マクロン氏は「まだ接種を受けていない600万人に責任感を求めたい。ワクチンを打って下さい」と呼びかけた。

 また、接種から半年経てば免疫が下がると指摘。12月15日以降、65歳以上の市民に対し、3回目の接種を打たない限り、飲食店の利用や通院などに必要な「衛生パス」の更新を原則として認めない考えも示した。「衛生パス」は陰性結果の証明でも代用できるが、その都度費用を払って検査を受けるのは煩雑なため、事実上の強制措置になる。

 マクロン氏は3回目の接種を受けられる市民を12月からは50歳以上に広げることも明らかにした。(パリ=疋田多揚)

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