日系自動車メーカーCOP署名せず トヨタ「現段階でコミット困難」

有料会員記事

福田直之、神山純一、長崎潤一郎
[PR]

 英国で開かれている国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP26)では、2040年までに新車販売をすべて電気自動車(EV)など二酸化炭素(CO2)を出さない「ゼロエミッション車(ZEV)」にする宣言が出された。英国など24カ国や、米ゼネラル・モーターズ(GM)といった自動車メーカー6社などが署名している。

 日本や日系の自動車メーカーは署名を見送っている。トヨタ自動車は10日、取材に対し、世界にはZEV化に時間がかかる地域があることや、多様な解決策がある点を強調。「いまの段階で共同宣言にコミットをすることは困難である」とした。

 トヨタによると、アジアやアフリカ、中東など電動化推進環境が整っていない地域では、ZEV化への進展に相応の時間が必要だという。「ゼロエミッションの目標達成には多様な解決策があり、技術中立性の考え方に基づく対応が望ましい」としている。

 その上で、「気候変動に対処するという精神と決意を共有し、様々なステークホルダー(利害関係者)との協力にオープンであり続けると共に、カーボンニュートラル実現に全力で貢献していく」とした。

 トヨタは10日、脱炭素に力…

この記事は有料会員記事です。残り722文字有料会員になると続きをお読みいただけます。