やっと会えるね「緑の床」に、折れかけた気持ち前へつないで(奏でるコトバ、響くココロ)

有料会員記事

[PR]

木曽川高校

“できない”と嘆くのは、全ての努力をつくしてからでも遅くない!!

 11月21日、「マーチングの聖地」と呼ばれる大阪城ホールで全日本マーチングコンテストが開かれる。愛知県立木曽川高校ブラスバンド部は、東海代表として8大会連続、25回目の出場を決めた「公立の星」だ。その木曽川ブラスでさえ、今回の全国大会に至る道のりは苦難の連続だった。

     ♪

 今年度の部長は、フルート担当の「サチカ」こと3年生の小笠原幸花。中学から吹奏楽を始めた。3人姉妹の末っ子で、2人の姉が活躍した木曽川ブラスに憧れ、姉たちと同じ道を選んだ。

 木曽川ブラスの部員は例年約80人。全日本マーチングコンテストに参加できるのはドラムメジャーを除いて80人までのため、全員が出場できる。サチカも1年生でいきなり全日本マーチングコンテストに出場した。

 大阪城ホールのフロアはその色から「緑の床」と呼ばれ、マーチングに取り組む全国の中高生の夢の舞台だ。初めてそこへ飛び出したサチカは、極度の緊張に襲われたが、「『緑の床』って思っていたより濃い色なんだ……」と感じたのを覚えている。

 木曽川ブラスの衣装は明るい緑と白。学校近くを流れる木曽川の河川敷に芽生えた若草のようなみずみずしい演奏・演技だった。

 審査結果は銅賞だった。サチ…

この記事は有料会員記事です。残り2716文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【7/11〆切】スタンダードコース(月額1,980円)が今なら2カ月間無料!詳しくはこちら