5周年記念に「立ち食いジンパ」 岩見沢・ジン鍋アートミュージアム

戸田拓
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 北海道民のソウルフードジンギスカンの鍋470枚を収蔵する異色の私設博物館「ジン鍋アートミュージアム」(岩見沢市栗沢町万字仲町)が11日、開設5周年を記念して「ちょこっと立ち食いジンパ」を開催する。今年4月に発見された国産最古という「ロストル型ジン鍋」で、参加者が持ち寄った肉などを焼いて食べるイベントだ。

 館長は溝口雅明・元北星学園短大教授(65)。16年前に、実家の食料品店倉庫でジンギスカンのたれ販促用の古い鍋を見つけたことが、他に類を見ないユニークなコレクションへと発展した。2016年に鍋100枚で開館。鉄鋳物、銅、アルミ、真鍮(しんちゅう)、石、セラミックと、集まった鍋は材質も形状も様々だった。定期的にジンギスカンを味わう会を開いて、様々な鍋のジンギスカンを食べ比べて研究。熱を均等に回らせるドーム形形状の利点を味で確認した。今年10月には鍋を楽器にした音楽イベントも開催、参加者全員で鍋をたたいて音色の違いに酔いしれた。

 今回、利用可能かを確認する目的もあって使用する「ロストル型ジン鍋」は、1935年前後に国内で作られたものとみられ、同博物館で使うのは初めて。穴が開いており脂だまりがないため、「野菜などを焼くには不向き」という。

 参加には事前申し込みが必要。1グループ4人までで、1人100~200グラムの羊肉と、好みで野菜・飲み物を持参。18歳以上には500円の寄付を求める。問い合わせはメールでmizo@yoko-net.sakura.ne.jpメールする(溝口さん)まで。(戸田拓)